日影工房代表/ディレクター「どっぺる」のクリエイターあるあるコラム
フリーランスに告ぐ! 値切り屋との上手い付き合い方
「とにかく値切って、値切って、これでもかと値切り倒すクライアント」への
いちばんの対処法は、なんだと思いますか?
- 「値切りにちょっとだけ応じる」
- 「遠回しに案件を断る」
- 「ズバリ関係そのものを断ち切る」etc…。
いろいろあるかと思いますが、
僕なりの答えは、
3つめの「ズバリ関係そのものを断ち切る」です。
納得いかない金額で、納得いかない要求をされているのであれば、
とにかく少しでも早く関係を切りましょう。
いっときガマンして安値で受けたところで、そのクライアントとの関係はずっと続かないし、
仮に続いたとしてもしょせん「この金額だから、これぐらいで・・・」って思われた先の関係値。
収益的にキビシい状態を半永久的に受け入れなくてはならなくなります。
だから、良いものも作れないし、自分や仲間の将来の資産にもならない。
正直なんのためにやってるか、わかんなくなっちゃいますね。
でも、中には「いきなり関係がなくなると、生活が成り立たなくなるよ!」というケースもあると思うので、
そういう場合は、終わりを見据えて、自分の中で「期限」を決めましょう。
例えば、「来年の6月まで付き合いながら、違う取引先を見つける!」とか。
その場の雰囲気になんとなく流されながら仕事していたら、
10年後、かならずや後悔します。
「俺、何のために自分はフリーランスになったんだろう…」って。
よく思われたいがために自分に嘘をついて、
いやいや仕事をするなんてやり方では、何年経っても何も残らないですからね。
日本だけでも、月に何万件と仕事(案件)が存在します。
そのヒエラルキーの最下層の仕事をずっとやっていったら、
朽ちていくだけですよ。
そうならないためにも、
【1】過去のしがらみを断ち切ること
【2】新しい関係を見つけること
を実践しながら、自分の環境を自分で作っていく癖をつけましょう。
値切りに易々と応じるのは、積極的に仕事を獲っているように見えて、
じつは「逃げ」だと自覚することが大事です。
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